2011年10月9日日曜日

2011年 チェコ大会 (番外編2)

 3.第一回モルキーチェコ大会準優勝までの軌跡(番外編)2日目

 さわやかな朝にぴったりの冷水シャワーを浴び、爽快な目覚めで2日目の朝を迎えました。湖と山のにおいを含んだやさしい風に包まれながら、バンガロー前の湖畔を散歩し、朝食会場へ。
 スロバキアチームはすでに魔法の水を飲みまくっていて、戦闘モード。というより、この人たちは昨夜寝たのだろうかなどと心配してしまいましたが、それもつかの間、案の定スロバキアチームのブラックホールに引き込まれ、魔法の水で朝の一杯。

さっそく、ナズラヴィエ!

モルキー大会は午後からのため、午前中は試合会場で、芝の感触を確かめながらの練習。芝生でのモルックは予想外のバウンドの連続で、スロバキア大会に続きチームジャパンはまたまたアウエーの洗礼を受けました。そして、右肘に爆弾を抱えていた私は、1時間ほどで練習終了。不安の残る練習でしたが、その後明日参加予定のウッドボール(Woodball)を大会長のペトロさんから教えて頂きました。ペトロさんから手取り足取り教えて頂き、いざ第一打。まるで、プロゴルファー並みのきれいなショットを繰り出し、その後も、ナイスショットを連発し気分よくお昼へ。

しかし、昼食後最終練習を行っているとヨセフが重大な事を教えてくれました。なんと、大会で使用されるチェコ製モルックはフィンランド製と違い、かなり軽く今までの棒と同じ感覚で投げるとオーバーの連続でした。予選開始まであと30分の時点で、衝撃の事実が明らかとなり、動揺が走るチームジャパンでした。

 しかし、いざ予選が始まると右肘に爆弾を抱えていた私にはちょうど良い重さだったようで、ラハティ世界大会の悪夢を克服したと言ってもいいほどの好調ぶり。二次予選では、思わぬアクシデントのため点が伸びず、ぎりぎり2位通過。しかし、準決勝では体力のなさからか調子を落としてきた私に代わり、キャプテン大崎さんがいよいよ本領を発揮し、無事1位通過で決勝へ。

お互いの好不調の波長がうまくかみ合い、チームジャパンは決勝も他チームと互角に渡り合い、第3ラウンドが終わった時点で7点差をつけ、暫定1位のまま最終ラウンドへ。しかし、最後はスロバキアチームの女神マイカさんの神ショットの前にやぶれ、惜しくも準優勝でした。2位になれたという充実感とあと少しで優勝できたという悔しさの入り混じった決勝戦でした。
(詳細は本編JMAホームページチェコ大会成績をお読みください)

優勝チームは、ヨセフ率いるチームスロバキア1!Gratuluji
 
お約束どおり、決勝が終わったと同時にスロバキアチームから魔法の水攻撃、いや祝杯の嵐を受け、ここからが本当の戦いのはじまりでした。
そして、夕食後もご想像のとおり、チェコ人のお部屋へ。今回ばかりは負けられない戦いとチームジャパンも応戦。魔法の水(アルコール度数40%)攻撃にも堂々と渡り合い完璧な応戦をみせると、スロバキアチームは朝から飲みまくっているせいか、意外にも11時くらいでダウン。決勝での借りを返し、ますます勢いにのるチームジャパンでした。しかし、今度はチェコチームの逆襲。チェコ製炭酸ブドウジュース(アルコール度数不明)攻撃にかなりやられ(これがまたおいしい!)、チェコの歌を一緒に歌い、ヤナさんが勤める小学校への訪問を約束し、最後は完全ノックアウト状態になりつつも、日本古来の伝統秘技、千鳥足をみせつけながら宿舎にたどりつくのでした。

留保志、誕生日おめでとう(Lubos, Happy Birthday)!
ナズラヴィエ、ナズラディー、カンパイ!
アリガトウ、AligátorAlligator
 

優勝チームスロバキア1(左端 マイカさん、右端 ヨセフさん)とスタノさん(左端2番目)と

ヤナさんとその旦那さんと来年2月小学校訪問予定のキャプテン大崎さん

 
Ceska Asociace Sport Pro Vsechny のみなさんと自家製ブドウジュース(アルコール度数不明)の空ペット

チェコ初、日本古来の伝統秘技、千鳥足を目撃した・・・さん 
(すみません、名前忘れました)

3 件のコメント:

  1. 夜の対戦ではスロバキアに勝ったのですね
    あっぱれです!!
    スロバキアの聖水は、両刃の剣ですね・・・自滅の危険性もある・・・

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  2. スロバキアだけでなくチェコも魔法の水を隠し持っていたのですね!それなのに、二国ともちゃんと応戦できたのは、お二方だったからこそ!お疲れ様でした。
    写真、素敵です^^

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  3. 勝ったと言っていいのかどうか不明です?あちらは、朝から自分たちだけで戦いを始めていましたから。
    私はかなりdefensiveにいきましたので、もっぱら応戦してくださったのは、チームジャパンキャプテンOhsaki-sanです。日本古来伝統秘技、千鳥足を繰り出したことを覚えていらっしゃらないくらいaggressiveに戦っていらっしゃいました。
    チームジャパンの誇りです!

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