2011年10月12日水曜日

2011年 チェコ大会 (番外編3)


4.第一回モルキーチェコ大会準優勝までの軌跡(番外編)3日目

 本日も快晴、さすがにスロバキアチームのバンガローは静かでした。かなり強烈な頭痛と脱水気味の体に、今日も冷水シャワーで目覚めの一撃。昨日と同様、澄みわたる湖畔を眺めながら朝食会場に向かうと昨夜チェコ人初、日本伝統秘技、千鳥足を目撃した・・・さん(名前忘れました、番外編2の写真をご覧ください。)から、頭痛はしないか、あの歩き方はすごかったな、と優しいお言葉。

午前中は、ウッドボールにチャレンジ。プラハまで乗せていってくれると快く応じてくれたペトロ(大会会長とは別の人、チェコクッブ協会会長)とズデニックと同じ組で回りましたが、ここでも休憩ごとにビールでナズラディー!もちろん、彼らがおごってくれました。昨日の練習とはことなり、本番ではOBの連発。後半は再びヘタレ戦法、弱めに打って刻んでいったところ、チェコ人からパワー、パワーと挑発されるが、己の道をただ突き進むのみ。試合終了後、散々な結果と思いきや、チーム戦のため終始安定したプレーをみせたキャプテン大崎さんのおかげで、チームジャパンはウッドボールでも10組中6位入賞。

お昼から執り行われた表彰式では、タイ式お辞儀とアリガトウがおおはやり。間違った日本のイメージを植え付けたようでしたが、みな楽しんでいたので、そこはなすがままに。
表彰式では、スロバキア人、チョコ人と記念撮影して、最後の交流!


ヨセフ、スタノ、マルケス、ペトロ、もう一人のペトロ
ズデニック、そして、心優しいチェコ人、スロバキア人たち
本当にアリガトウ!


その後、チェコクッブ協会会長であるもうひとりのペトロからクッブを教えてもらい、ル-カス兄弟をまじえて対戦。キャプテン大崎さんは、ここでも持ち前のキャプテンシーを発揮し、ル-カス姉に引けを取らない活躍をみせてくれました。おそらく、来年はクッブ大会も出場へ。
プラハまでは、ペトロの車に便乗させてもらえることになりました。かなり荷物が多かったにも関わらず、無理やり二人分のスペースを作ってくれました。チェコ第二の都市ブルノ (Brno)から約30分のブランスカ (Blanska)という街にある、ズデニックのアパートでしばし休憩。二人は冬のスキー旅行を話し合っていました(約2時間)。チェコ人たちは魔法の水を持っていなかったので、スロバキアとは文化が違うのかとひと安心しつつ、部屋中を舞うインコの羽に神経を集中させながらしばし休憩をとっていたところ、そんな甘いことはありませんでした。ほどなくすると、ズデニックがショットグラスとスピリッツ(アルコール度数約30%)をもって登場。しかも、一気飲みをすすめる。照りつける太陽とモルキー大会、魔法の水対決、ブドウジュース対決、ウッドボール大会と連戦を戦い抜いてきた体にはつらすぎました。しかし、ここでもキャプテンシーを発揮してくれた大崎さん。ズデニックとも互角に渡り合い、チームジャパンの面目を保ってくれたのでした。


アリガトウ、Ohsaki-san!

                                                                                                   
ズデニックの部屋は改装中でしたがなかなか良いアパートメントでした。美人彼女とインコに囲まれ、車はBMW。チェコでもそれなりのクラスなのかなと勝手に想像していました。その後、ズデニックと別れ、ペトロの車でプラハへ。いわゆるwinding road、蔵王の山道みたいなところを飛ばす、飛ばす。さらに、まじめなチェコ人、ペトロは、月曜日に私たちを案内してくれる友達を探してやるといって、運転しながらずっと携帯をかけ、メールをしまくってくれました。キャプテン大崎さんに助手席を譲り、後部座席でゆっくりするはずが、そうそう眠れず。そうこうしているうちに高速に入り一安心かと思えば、まだまだ友達を探し続けてくれていました。しかも、160km/hで走りながら・・・。しかし、月曜日の午前中に得体の知れない日本人男二人を案内できるほど暇な人を日曜の夜に見つけることなどはやはりできず、結局30人近くに連絡をとってくれましたが、あえなく断念。予定より2時間ほど遅くなり、夜20時過ぎにプラハに到着。

ペトロの家を経由し、おすすめのお肉のお店へ。ビーフのスシだというBifutekiなるものは、生肉にスパイスやソースを自分で加えていく料理でした。ユッケに似ていてO-111O-157などが頭をよぎりましたが、ペトロの嬉しそうな顔をみると食べずにはいられませんでした。明日の体調不良を覚悟して食してみたところ、これが意外にもおいしい。チェコビールと生ビフテキに囲まれ、最高のプラハの夜となりました。

レストランを出るころにはすでに22時をまわっていたので、長距離運転をしてくれたペトロもかなり眠そうでした。それでも、切符購入、トラム、地下鉄を案内してくれ、ホテルのレセプションまでついてきてくれました。ホテルは、予想以上に豪華でバスタブ付き。モルキー大会、ヒッチハイク旅行の疲れを癒すには申し分なく、バスタブにつかりながらこの旅行を支えてくれたすべての人々に感謝したのでした。


ペトロ、アリガトウ、Aligátor
そして、ズデニック、やはりおまえもか!
Na zdravi (ナズラディー)


来年は、真ん中にチームジャパンが立っていることを祈って

第2位は、メダルと賞状を頂けました

ズデニックと互角に渡り合うキャプテン大崎さん、さすがです!

嬉しそうにBifutekiを作成中のペトロ

この後、ホテルまで案内してくれたペトロでした、Arigatou!

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